INTER
VIEW
成功事例 インタビュー
- アクセスアップ
- マーケティング
Vol.33
宣伝広告費ゼロでも、講習申し込みがほぼ満員に!告知から申し込み、講習後のフォローまでサイトで完結
筒井塾
歯科医師・歯科衛生士向けの講習会を長年にわたり提供されている筒井塾様。
10年以上前に制作されたWebサイトは、「まだ活動されているんですか?」という問い合わせが来るほど古くなっており、申し込みの入口で“目詰まり”が起きていました
リニューアル後は、まったく繋がりのなかった歯科医師からの申込が増え、宣伝広告費ゼロのまま、今期のコースはほぼ満員に。来年度のコースには早くもウェイティングが発生する状況になっています。
今回は、筒井塾の筒井武男先生にお話を伺いました。
ニーズはあるはずなのに、申し込みが年々減少傾向に。入口の“目詰まり”を解消したかった

―Webサイトをリニューアルしようと思ったきっかけからお聞かせください。
講習会を提供している中で、「これだけやっているのに、申し込みが少ないな」という感覚がずっとありました。実際、年々申し込み数が減ってきている感じもあって、ニーズと講習会の間のどこかで目詰まりが起きているのかもしれない、と。
もしニーズに合っていないのであれば、それは諦めるしかないと思うんです。ただ、入口であるホームページのところで詰まってしまっていて申込みにつながっていないのだとしたら、まずはそこをちゃんと流れるようにしてから判断したいと考えました。
それで変わらないのであれば、自分の実力不足ということで腹をくくれますし。
当時のホームページは、自分で見ても分かりやすい作りになっておらず、申し込まれる先生方からも「日程が分かりにくい」「どのコースを受けたらいいか分からない」というご意見をいただいていました。
中には「まだ活動されているんですか?」と聞かれることもあったくらいで、現在進行形で講習会をやっていることすら伝わりにくい状態だったんです。
―ホームページ自体は、かなり前に作られたものだったのですよね。
そうですね、もう10年以上前に作ったもので、ちょっと閉鎖的というか、オープンな感じがしない古い作りでした。
触らないと、とはずっと思っていたのですが、制作し始めると大変ということも分かっていて、なかなか手を付けられずにいました。
そんな状況で、とにかく全体的に古くなっていて、課題が山積みの状態でした。
業界知識よりも、「しっかり仕事を任せられる」ことを優先したかった

―制作を弊社にご依頼いただいた理由を教えてください。
一番大きかったのは、私が勤務する筒井歯科の患者として代表の井上さんが通っていただいており、お話をする中で人となりを知っていたので、一度、仕事をお任せしたいと思ったことです。
それに加えて、会社名で検索させていただいて、グレート・ビーンズさんが手がけられているサイトや、自社サイトを実際に見させていただきました。
作りが分かりやすくて、使ってみたときの操作性も良かったですし、実績も豊富だったので、「これなら安心して任せられる」と感じました。
歯科専門のホームページ制作会社さんとお付き合いがあったり、お声がけいただくことも多いのですが、そういう専門業者にもいろいろな方がいらっしゃって、正直あまり良い経験ができなかったこともありました。
だからこそ、歯科に詳しいかどうかではなく、ちゃんと仕事を任せられる方にしっかり任せたかったというのが、大きな判断基準でしたね。
―ご自身で作る、という選択肢は考えませんでしたか?
今はツールも増えているので、簡単なサイトなら自分で作ろうと思えば作れるとは思います。ただ、うちは講習会というセミナー業のホームページなので、作って情報を発信したら終わり、ではなく、申し込みや受講後のやり取りまで、サイトを介して双方向で動かせる基盤にしたかったんです。
僕自身、講習会を続けてきて一つ気になっていたのが、「発信が一方通行になりやすい」ということでした。こちらから情報を下ろすだけで、受講生はただ聞いているだけになりがちで…。
そこをもう少し双方向にして、「どんなことを聞きたいか」「どういう情報が欲しいか」も含めて、密にやり取りできるようにしたかった。
講師と受講生の間にサイトがあると日々の運用がしやすいだろうという思いから、プロにお願いした方がいいと判断しました。
自分で書くより伝わる原稿に驚いた。第三者視点で“客観的に分かりやすく”表現してくれた

―制作がスタートしてからの、やり取りについてはいかがでしたか?
一番びっくりしたのは、「筒井塾とは」というページの原稿を作っていただいたときです。これまでは自分で書いて掲載することがほとんどだったのですが、こちらが形にしたかった内容を、自分の言葉ではないけれど、しっかり汲み取って分かりやすく書いていただいたのが、本当に印象的でした。
「さすが、そういうお仕事をされているだけあるな」と感じましたし、お願いして本当に良かったなと思いました。
―原稿作成をご依頼いただいた意図は、どのあたりにありましたか?
自分でも書けるは書けるのですが、どうしても自分の言葉だと、好きなところや熱が入る部分のボリュームが増えてしまって、表現が分かりにくくなるところがあるんです。1から10までバランスよく書きたくても、好きな分野の話を厚く書きすぎてしまったり。
今回は、「なるべく見た方や触れた方にシンプルに分かりやすいものにしたい」「読んだものがスッと入ってくる状態にしたい」と思っていたので、僕自身ではなく、話を聞いた方が客観的に感じ取って書いてくれた方が、万人にとって分かりやすくなるはずだ、という期待感がありました。
実際に出てきた原稿は、まさにそのイメージ通りで、主観的になりすぎず、シンプルに表現してもらえていて、第三者の視点で書いていただける価値を実感しました。
―デザインやスケジュールの進行はいかがでしたか?
デザインは、僕自身に正解が見えていなかったので、そこは少し悩んだところでした。
ただ、最初に方向性をしっかり整理していただいたので、そのあとは大きく迷うことなく進められましたし、スケジュール管理も含めて、全体的に問題なくスムーズに進めていただけたと感じています。
広告費ゼロでも今期はコースがほぼ満員。つながりのない歯科医師からの申し込みが増えた

―Webサイトをリニューアルした後の結果や反響などはいかがですか?
歯科医師の先生方だけでなく、いつもお世話になっている歯科の出版業者さんなど取引先からも、「すごく分かりやすくなりましたね」という評価をいただけるようになりました。
歯科関係の業者さんは、皆さん前のサイトもご存知だったので、リニューアル後の変化をストレートに感じていただけたようです。
申込者層にも、大きな変化がありました。リニューアル前は、主催している学会の会員の先生や、いつも来てくださっている先生のお知り合いなど、つながりのなかから申し込んでこられる方がほとんどだったんです。
それがリニューアル後は、まったく関係のない先生が、サイト経由で飛び込みで申し込んでくださるケースが明らかに増えていて、まさに、そうしたかったことが実現できている感覚があります。
―数や状況の変化はいかがでしょうか?
うちはほとんど毎年、宣伝広告費ゼロで運営していて、どこにも広告を打っていないんです。それでも今期は、ほとんどのコースがほぼ満員、定員も埋まっている状態になっていて、本当にありがたいなと思っています。
定員を設けている講習会が多いので、純粋な「申込数」での比較は難しいところもあるのですが、コースが埋まるのが昨年より明らかに早くなったり、来年度のコースで早くもウェイティングが出始めているコースも複数あったりと、申し込みやすくなった効果はしっかり出ていると感じます。
4月から始まるあるコースでは、直前に3名ほどキャンセルが出たのですが、その後すぐに新しい申込で枠が埋まり、欠員のないままスタートできました。
以前は、キャンセルが出ると埋まらないままスタートするか、こちらから個別に「受けてみませんか?」と連絡して埋めるようなことも多かったので、これは間違いなくサイトリニューアルの効果だと思っています。
コースの一覧や日程の見やすさが上がったことで、「ここで受けてみよう」と判断していただきやすくなったのは大きいですね。
AIではできない症例・ハンズオン中心の講習へ。動画活用と決済デジタル化も視野に

―今後のWebサイト活用方法、計画などについて教えてください。
ラインナップは、数というよりも中身を時代に合わせて変えていきたいと考えています。
今、歯科業界ではデジタル系のニーズが強く、フェイススキャンや口腔内スキャナーといった領域の関心も高まっているので、年末にはデジタル領域に全振りした単発の講習も予定しているところです。
また、衛生士の方向けにはオンラインのコースがすでに動いていて、毎回150名ほどの方に受講していただいています。衛生士さんは、ご家庭の事情で会場に来づらい方も多いので、ご家庭から参加できるオンライン講習のニーズが非常に高いんですね。
こうしたオンラインで完結できる講習は、エリアや定員に縛られずに届けられるので、今後しっかり増やしていきたいと考えています。
―AI時代に、講習会の役割はどう変わっていきそうですか?
僕自身、スライドを作るときにAIをかなり活用しています。教科書的な内容であれば、AIに任せればある程度まとめてもらえる時代になってきました。
つまり「AIに聞けば分かること」を、わざわざ講習会で聞かなくてもよくなっていくということです。これからは、内容の薄いアウトプットだけの講習会は、だんだんニーズが薄れていくと思っています。
だからこそ、僕たちがやっていく講習会の強みは、ハンズオン(実技)や症例ベースの内容、対面でしかできない技術指導に寄せていくことだと考えています。元々、筒井塾は教科書的な内容よりも症例中心でやってきたタイプなので、そこは強みとして活かしながら、ウェブにできる部分はウェブに切り替えて、対面と役割を分担していきたいです。
―サイト自体の使い方は、今後どのように広げていく予定ですか?
名簿管理はサイトでしっかりできるようになっているので、ここに加えて、動画コンテンツを活用した講習の事前・事後フォローを強化していきたいと思っています。
事前にここまで予習しておいてください、と動画で見てもらえると、当日の限られた時間をより濃く使えますし、復習用の動画としても活用できます。
筒井塾のことを知っていただくというところから、講習の申し込み、受講前後の双方向のやり取りまで、リニューアル前にやりたかった「サイト基盤の講習運営」が実現できたので、さらに活用の幅を広げていきたいと思っています。
―素晴らしい成果と、リアルなお声をお聞かせいただき、ありがとうございました!
WebサイトURL:https://www.22i-juku.jp/
リニューアル後のSEO効果実施されている講習のほとんどで上位表示を獲得(2026年6月現在) |
|
成功事例とその理由
- 成功事例
・宣伝広告費ゼロのまま、今期のコースはほぼ満員に。来年度のコースでウェイティングも発生
・これまでの申込者層が広がり、つながりのない歯科医師からのサイト経由の申し込みが増加
・申し込みやすさと「受けてみよう」と判断しやすいコンテンツ&導線を実現
- 成功理由
・取材を通じた第三者視点での「筒井塾とは」原稿作成で、講習会の魅力を表現
・コースの種類・日程・申込方法を整理し、入口の“目詰まり”を解消する分かりやすい導線設計
・名簿管理・動画・決済までを見据えた、セミナー業の双方向運用に耐えるサイト基盤の構築
